作成日：2021.08.12
更新日：2021.08.12
Jw_cad で「ハッチ」コマンドを利用して塗りつぶしをする方法をご紹介します。
この方法を使うと、閉じた空間を 一定間隔の線 で塗りつぶすことが可能です。
ハッチは、閉じた空間を線で塗りつぶすコマンドです。
隙間の空いている空間にハッチングをすることはできませんのでご注意ください。
Jw_cad でハッチングを利用するには、ツールバーの「ハッチ」か メニューバーの 作図(D) ＞ ハッチ(H) を選択します。
続いて、ハッチで塗りつぶす範囲を選択します。
塗りつぶし範囲を選択する方法は2つあります。
連続した線を選択するには、線を「クリック」で選択します。
この選択方法は、複数の図形が重なった部分の選択などに役立ちます。
最後に、「一番最初に選択した線」をクリックします。
① 最初に選択した線
② 最初に選択した線を選択するまで「実行」ボタンはアクティブになりません。
「一番最初に選択した線」をクリックすると、選択した線の閉じた空間を選択することが可能です。
閉じた図形をワンクリックで選択するには、図形を「右クリック」で選択します。
そうすると、1つの図形をワンクリックで選択することが可能です。
塗りつぶし範囲を選択したら、ハッチングを実行します。
ステータスバー の「実行」を選択します。
以上で、閉じた空間へのハッチングが完了しました。
Jw_cad でデフォルトでハッチングをすると、1本線の斜線です。
ハッチングの斜線の種類を変更するには、ステータスバーの線の本数を変更します。
▼ 1線
▼ 2線
▼ 3線
Jw_cad では斜線のほかに、レンガ模様（馬乗り目地）でハッチングすることが可能です。
レンガ柄でハッチングするには、ステータスバーでハッチングの種類を変更します。
ハッチングの種類を上記のものへ変更することで、次のようにハッチングを行う事ができます。
