作成日:2024.09.24更新日:2024.09.24
Jw_cad での作図では、さまざまなコマンドを使用しますが、その際に欠かせないのが「範囲選択」コマンドです。思い通りの結果を得るためにも、「範囲選択」は非常に重要な役割を果たします。
しかし、「範囲選択」を正しく実行しないと、期待した結果が得られなかったり、そもそも「範囲選択」ができていなかった…そんなこともあります。
この記事では、Jw_cad の「範囲選択」コマンドの基本操作と、知っておくとさらに作図に役立つ操作方法を解説します。「範囲選択」コマンドを攻略して、作図をよりスムーズに、正確に進めましょう!
Jw_cad の「範囲選択」コマンドは、図形や文字を選択する機能です。
手動で一つ一つの要素を選ぶのではなく、範囲を指定してまとめて選択できるため、作業効率が大幅に向上します。「範囲選択」コマンドを使えば、図形の移動やコピー、別の場所への貼り付けなどもスムーズに行えます。また、手動での操作ではわずかなズレが生じることがありますが、「範囲選択」コマンドを使えば正確で効率的な編集が可能になりますよ!
範囲指定の時、赤枠の中にすべてが中にある円、図形のみ選択されます。
Jw_cadの「範囲選択」コマンドには多くの機能がありますが、その中でも特に作図で頻繁に使用される操作方法を10個ご紹介します!
また、選択範囲の終点を右ダブルクリックすると、枠に触れた文字も選択することができます。
※コマンド機能説明の為、最初に作図ウィンドウに表示されている全ての図や文字が選択されている状態で解説します。
「選択解除」ボタンを左クリックする以外にも、範囲選択後、「範囲」ボタンをクリックすることでも選択解除が可能です。
図形や文字の選択を解除した後や、コマンドを実行した後でも、直前に選択していた図形や文字を再選択することができます。
離れたところにある図形や文字を追加で選択したい時に、「追加範囲」ボタンで範囲選択の追加が可能です。
範囲選択の中で除外したい図形や部分の範囲選択を外すことができます。
※コマンド機能説明の為、最初に作図ウィンドウに表示されている全ての図や文字が選択されている状態で解説します。
Jw_cad の「範囲選択」コマンドは、単独では意味をなさないものの、他のコマンドと組み合わせることで多くの機能を発揮する、Jw_cad には欠かせないコマンドです。「範囲選択」コマンドを使いこなすことで、Jw_cad でできることの幅が広がります。
ぜひ、この記事でご紹介した「範囲選択」コマンドの操作方法をマスターして、今後の図面作成にお役立てください!