Jw_cad で線をまとめて伸縮！一括処理の使い方を徹底解説

作成日：2024.10.18

更新日：2024.10.18

Jw_cad で図面作成や修正作業を効率的に行うためには、「伸縮」コマンドが役立ちます。特に複数の線を一度に伸縮できる「一括処理」機能を使えば、作業スピードが格段にアップ！

しかし、Jw_cad 初心者の方には、具体的な操作手順や注意点が分かりにくいこともあるかもしれません。

この記事では、Jw_cad で線をまとめて伸縮する「一括処理」の使い方、注意点について解説してます。これを読めば、図面の編集作業がさらにスムーズになること間違いなしです！

1. Jw_cad 「伸縮」コマンド　「一括処理」の使い方

Jw_cad の「伸縮」コマンドの「一括処理」を使って、まとめて線を伸ばしたり縮めたりする方法を解説します！

メニューバーから［編集］を左クリック、プルダウンメニュー内の［伸縮］をクリックする。

または、左ツールバーから［伸縮］ボタンをクリックする。
「伸縮」コマンドを実行した後、コントロールバーに表示される「一括処理」ボタンをクリックする。
伸縮の基準となる線を指定します。基準線としたい線をクリックします。
また、点を指定することも可能で、任意点なら左ダブルクリック、読取点なら右クリックで仮点が表示されます。
基準線・基準点の指定後、伸ばしたい線を指定していきます。
最初に、伸ばしたい線の端にある線をクリックし、そこから範囲を指定していきます。
指定する線は、仮表示の点線が表示されるので、確認しながら進めます。
伸縮したい線を選択できたら、クリックします。
指定完了すると、伸ばしたい線の色が変わります。
伸ばしたい線を全て指定できたら、コントロールバーの「処理実行」ボタンをクリックします。
または右クリックでも処理実行されます。

これにより、選択した全ての線が指定した基準線に合わせて一度に伸びました。

メニューバーから［編集］をクリック、プルダウンメニュー内の［伸縮］をクリックする。

または、左ツールバーから［伸縮］ボタンをクリックする。
「伸縮」コマンドを実行した後、コントロールバーに表示される「一括処理」ボタンをクリックする。
伸縮の基準となる線や点を指定します。基準にしたい線をクリックします。
基準点を指定することも可能で、任意点なら左ダブルクリック、読取点なら右クリックで仮点が表示されます。
基準線・基準点の指定後、縮めたい線を指定します。
最初に、縮めたい線の端にある線をクリックし、そこから範囲を指定していきます。

指定する線は、仮表示の点線が表示されるので、確認しながら進めます。

縮めたい線を指定できたら、クリックします。

指定完了すると、縮めたい線の色が変わります。
縮めたい線を全て指定したら、コントロールバーの「処理実行」ボタンをクリックします。
または右クリックでも処理実行されます。

これにより、指定した全ての線が指定した基準線や基準点に合わせて一度に縮みます。

このように「一括処理」を使うことで、複数の線を効率よく伸縮でき、個別に操作する手間を大幅に省くことができます。

「一括処理」を使用する際には、以下のポイントに注意しましょう。

基準線の選択

基準線の選択によって、伸縮の方向や長さが大きく変わります。どこまで線を伸ばしたいのか、縮めたいのかをよく見極め、基準線を間違えないように十分注意しましょう。
伸縮する線の選択

「一括処理」で伸縮されるのは、仮表示線と交わった線だけです。必ず伸縮したい線が仮表示線と交わるように選択してください。

Jw_cad の「伸縮」コマンドの「一括処理」は、複数の線をまとめて伸縮するのに非常に便利な機能です。基本的な操作をマスターすれば、効率的に図面を編集でき、作業時間の短縮にもつながります。基準線の選択や仮表示線の確認などのポイントにも注意しながら使いこなしていきましょう。

この記事を参考に、Jw_cad の「伸縮」コマンド、「一括処理」をぜひ試してみてください！作業の手間を減らし、スピーディーに図面を仕上げることができるようになるはずですよ！