作成日:2026.06.26
更新日:2026.06.26

「取引先からもらった DWG を開こうとしたら『図面の形式が新しすぎて開けません』と出た」——AutoCAD でよくあるトラブルです。これは、新しいバージョンの AutoCAD で保存した DWG は、古いバージョンの AutoCAD では開けない という仕様(前方非互換)が原因です。
この記事では、その仕組みと、図面を 古い(下位)バージョンの DWG に保存・変換する方法 を、AutoCAD がある場合・ない場合の両方で解説します。
実は、AutoCAD は標準で JWW 形式に対応していません。
DARE ONE なら、JWW から DWG / DXF への高精度な変換がブラウザ上で今すぐ無料で完了!
拡張子の互換性に悩まず、スムーズに作図作業へ移りましょう。
AutoCAD の DWG 保存形式は数年ごとに更新されており、新しい形式で保存したファイルは、それより古い AutoCAD では開けません。バージョンと DWG 形式の対応はおおまかに次のとおりです。
| DWG 形式 | 対応する AutoCAD バージョン |
|---|---|
| AutoCAD 2018 形式 | 2018 以降 |
| AutoCAD 2013 形式 | 2013〜2017 |
| AutoCAD 2010 形式 | 2010〜2012 |
| AutoCAD 2007 形式 | 2007〜2009 |
| AutoCAD 2004 形式 | 2004〜2006 |
たとえば最新の AutoCAD(2018 形式)で保存した DWG は、AutoCAD 2017 では開けません。解決策は、送る側が 1 つ古い形式に「保存し直す(save down)」 ことです。これが「lower version に変換する」の正体です。
AutoCAD を持っているなら、名前を付けて保存(SAVEAS)で形式を選ぶだけです。
毎回下げるのが手間なら、OPTIONS(オプション)→「開く/保存」タブ →「名前を付けて保存」の既定形式 を古い形式にしておくと、以後の保存が自動で下位形式になります。
AutoCAD を持っていない、または互換 CAD(ZWCAD・GstarCAD など)を使っていて新形式が開けない場合は、ブラウザで動くオンラインの DWG バージョン変換 が便利です。
ソフトのインストールが不要で、受け取った DWG をその場で開ける形式に落とせます。複数ファイルをまとめて変換したいときも、バッチ変換に対応したサービスなら一括で処理できます。
相手の AutoCAD バージョンに合わせる のが基本です。分からない場合は、少し古めの「AutoCAD 2013 形式」あたりが無難 です。2013 形式なら 2013〜2017 で開け、かつ多くの互換 CAD も対応しています。むやみに古くしすぎると(2004 形式など)、新しい機能で作ったオブジェクトが分解・簡略化されることがあるので、「開ける範囲で、できるだけ新しい形式」 を選びます。
なお、PDF でもらった図面を DWG にしたい場合は、バージョン変換ではなく形式変換が必要です。→ PDFをDWGに変換する方法
Q. AutoCAD が無くてもバージョンを下げられますか?
A. できます。オンラインの DWG バージョン変換サービスを使えば、ソフトなしで下位バージョンの DWG に変換できます。
Q. 一度下げた DWG を元の新しいバージョンに戻せますか?
A. 形式自体は上げ直せますが、下げたときに失われた新機能のデータは戻りません。元ファイルは残しておくのが安全です。
Q. DXF にすればバージョンは関係なくなりますか?
A. DXF も保存時にバージョンを持ちます。汎用性は高いものの、相手が古い環境なら DXF でも下位バージョンを選ぶ必要があります。
DARE は、ブラウザだけで CAD 図面を変換できるクラウド変換サービスです。DWG のバージョン下げ(save down)はもちろん、PDF → DWG / DXF、DWG ⇔ JWW まで、ソフトのインストールなしで対応します。
「形式が新しすぎて開けない」「相手の古い CAD に合わせたい」——そんなときは、DARE の無料 CAD 変換を試す だけで解決します。
