作成日:2021.08.16更新日:2021.08.20
日常で、賃貸物件の間取り図や家具の大きさ確認のために図面を見ることはよくありますよね。
そのときに必ず記載されている「寸法」。
寸法の役割は、図形のサイズを 数値で表す ことです。数値を記載することによって、製品同士がピッタリはまるように設計できたり同じ大きさで量産できるので、ものづくりに欠かせない CAD にとって非常に重要な役割を担っています。 AutoCAD には 8 種類の寸法記入が備わっていますので、ぜひ使い方をマスターしてみて下さい。
日本の図面では基本的に単位は「 mm 」です。そして、寸法記入の際に単位は記載しません。つまり図面上で「 50 」という寸法は「 50mm 」という意味です。一部「インチ」表記など「 mm 」以外も存在するので、図面の単位を確認しましょう。
寸法コマンドの起動方法は 3 つあります。
ホームタブ > 注釈パネル > 長さ寸法記入の ▼ ボタンから選択する
注釈タブ > 寸法記入パネル > 寸法記入の ▼ ボタンから選択する
「 DIMLINEAR 」などそれぞれのコマンドを入力する
主要コマンドは別記事で一覧を出していますのでご覧ください。
AutoCAD で記入できる寸法の種類は8つです。それぞれ解説していきます。
今回は 8 種類ある寸法記入コマンドの解説を行いました。適切な寸法記入を使って見やすい図面を作成しましょう。
便利な寸法の書き方は 寸法カテゴリ でも解説していますので参考にしてみてください。
この記事は、AutoCAD 体験版を利用して作成されました。
無料で利用できる AutoCAD 体験版のインストール方法については下記をご参照ください。