作成日:2021.08.17更新日:2021.08.20
AutoCAD は、国内の CAD 市場でシェア No.1 を誇る2次元汎用 CAD です。
2021年6月に AutoCAD のレギュラー版が AutoCAD LT の価格で利用できるようになり、実質的な値下げ施策が行われました。
そんな AutoCAD ですが、体験版を利用することで業種別ツールセットも利用できる「AutoCAD Plus」を1か月間無料で利用することができます!
まずは無料で利用できる体験版から AutoCAD の使用感を試してみてはいかがでしょうか。
この記事では、AutoCAD の体験版インストール方法について詳しく解説しています。
体験版 AutoCAD のダウンロード方法については下記の記事をご参照ください。
AutoCAD をインストールする前に、AutoCAD のインストールに必要なスペックを確認してみましょう。
AutoCAD 2022 including specialized toolsets (業種別ツールセット含む)の動作環境は以下のように記載されています。
必要環境 | 必要スペック |
---|---|
対応OS | 64 ビット版 Microsoft® Windows® 10 |
プロセッサ | 基本: 2.5 ~ 2.9 GHz のプロセッサ 推奨: 3 GHz 以上のプロセッサ |
RAM | 基本: 8 GB 推奨: 16 GB |
HDD | 10.0GB 以上 |
ディスプレイ カード | 基本: 帯域幅 29 GB/秒の 1 GB GPU (DirectX 11 互換) 推奨: 帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12 互換) |
その他 | .NET Framework 4.8 以降 |
AutoCAD は、Windows 10 の 64bit 以外は推奨していないようですね。
Mac OS で利用できる AutoCAD for Mac の動作環境については、こちらからご確認下さい。
AutoCAD の体験版をダウンロードすると、exe ファイルが保存されます。
インストールを進めるには、ダウンロードした exe ファイルをダブルクリックし、インストーラーを起動します。
「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は「はい」を選択し、次へ進みます。
※ この記事では、AutoCAD Plus の Mechanical ツールセットの体験版をインストールします。インストールしたい体験版によって、exe のファイル名は異なります。
インストールが完了したら、AutoCAD のアイコンをクリックして起動しましょう。
AutoCAD を起動すると、「体験版の使用を開始しますか?」という旨のダイアログが表示されます。
ここでは「体験版を使用開始」を選択します。
以上で、体験版の AutoCAD を利用できるようになりました。
体験期間が表示されているダイアログは右上の × ボタンで閉じましょう。
AutoCAD の体験版を利用後に製品版へ移行したい場合は、AutoCAD を開き、右上に表示されている体験版期限マークをクリックします。
すると、体験期間が表示されたダイアログが開きますので、「購入」ボタンをクリックして Autodesk のサイトを開きます。あとは手順に従って製品版ライセンスを購入しましょう。
AutoCAD は 2021 年からこれまでの AutoCAD LT の価格でレギュラー版を利用することができるようになりました。 価格的な敷居が下がり、利用しやすくなった AutoCAD をこの機会に検討されてみてはいかがでしょうか。