作成日:2021.08.17更新日:2021.08.20
AutoCAD で図面を開いたとき、モデル空間には通常 1:1 の実寸大でで作図を行いますが、1:1 で描画されていない場合があります。Jw_cad で作成した JWW 形式などから図面を変換している場合や、書き出し時のミスなどが原因です。
このような時は、「尺度変更」コマンドを利用して正しい縮尺へ変更しましょう。
JWW 形式から変換した図面などの場合、モデル空間に作図されている図面が 1:1 ではない場合があります。
1:1 でないと寸法値と図形のサイズが一致しておらず、図面の修正に多大な手間がかかってしまいます。
そのような時は、次の操作で尺度の修正を行いましょう。
もう一度メジャーコマンドで寸法を測ってみましょう。
距離が 1500.0018 となっています。図面内の寸法値は小数点以下が切り捨てられているため、ほとんど問題なく図面の編集が行えるようになりました。
とはいえ、数値の誤差は積み重なると大きなずれに繋がる可能性もありますから、できるだけ縮尺を変更しなくてもよい実寸大の図面を用意できると良いですね。
この記事は、AutoCAD 体験版を利用して作成されました。
無料で利用できる AutoCAD 体験版のインストール方法については下記をご参照ください。