作成日:2021.08.12
更新日:2026.04.13

IJCAD には3つのグレードが設定されています。グレードの高い順に IJCAD PRO、IJCAD STD、IJCAD LT となっていて、グレードによって機能や価格が異なります。
この記事では、IJCAD PRO に焦点を当てて機能や価格などを詳しく解説していきます。
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IJCAD PRO は、IJCAD の中では最高グレードに位置する 2 次元汎用 CAD です。 AutoCAD 互換 CAD として、これまで AutoCAD(旧 R版/Include 3D)でカスタマイズを行っていた方や、簡単な 3D ソリッドの編集を必要とする方におすすめです。
IJCAD PRO では、IJCAD STD で使える機能に加えて 3D ソリッドに関連する機能が利用できます。 とはいえ、公式でも「3D 機能はあまり多くありませんので体験版にて必要な機能があるかご確認ください。」と言及されていることから、ハイエンドな 3D モデラーのように 1 から複雑なモデリングを行うのではなく、既存データの簡単な修正や 2D 図面化のための補助機能として捉えておくのがよいでしょう。
IJCADは、2024年以降「永久ライセンス」の販売を完全に終了しており、現在は期間ライセンス(サブスクリプション)のみの提供となっています。
最新(2026バージョン時点)の期間ライセンス価格は以下のようになっています。PRO よりもグレードの低い IJCAD LT や STD と比較すると若干コストはかかりますが、最高グレードの機能を年間契約で柔軟に利用することが可能です。
| プラン (1年間) | シングル | マルチ | USB(新規) | ネットワーク |
|---|---|---|---|---|
| IJCAD LT | ||||
| IJCAD STD | ||||
| IJCAD PRO |
※価格は税込表記です。
※USB版は2年目以降の更新価格が別途設定されています。
※マルチ、ネットワーク版は5ライセンスからの購入となります。
IJCAD PRO では、IJCAD で利用できる 2D 図面の作成や編集を行うための基本作図機能は全て利用できます。基本作図機能だけであれば IJCAD LT や STD と機能の差はほぼありません。
IJCAD PRO のみで利用できる機能は、ストレッチが可能なダイナミックブロックを定義するコマンドです。
既に作成されているダイナミックブロックを使うことや通常のブロックの作成や編集は、LT や STD でも利用することが可能です。
印刷については IJCAD LT や STD と機能に差はありません。
IJCAD PRO では、3D を作成、編集する機能を利用できます。 近年のバージョン(2021以降~最新の2026)では 3D に関する改善も継続されており、3D の表示、作成・修正、変換、3D ソリッドの表示、作成・修正、シェード表示やライブ断面などが利用可能です。
IJCAD PRO では STD と同様にマクロや CUI のカスタマイズに加え、AutoLISP&DCL、VisualLISP関数、ObjectARX/ xRX、VBA、.NET を使って高度なカスタマイズを行うことが可能です。 これまで AutoCAD R 版で CAD のカスタマイズを行っていた方は、IJCAD STD 以上のグレードをおすすめします。
IJCAD PRO では、JWW 形式(Jw_cad)を読み込んだり、書き出しをしたりすることができます。 IJCAD STD 以上であれば IJCAD 1本で DWG と JWW 形式の両方を編集・保存することが可能です。
IJCAD PRO では、IJCAD 独自の機能である PLUS ツール、拡張ツールを利用することが可能です。 PLUS ツールや拡張ツールには、基本作図機能を拡張した便利なコマンドや、図面・図形比較、PDF 読み込みなどの作図作業にプラスとなるツールが付属しています。
IJCAD PRO は、IJCAD で利用できる全ての機能が使える最高グレードの製品です。中間グレードの IJCAD STD と比較すると、特に 3D 関連の機能が充実しています。
IJCAD LT や STD では、3D ソリッドは表示することしかできませんが、IJCAD PRO なら 作成、編集、変換が可能です。また、3D データの ACIS (.sat) ファイルの読み込みや書き出しを行うことができます。
3D の編集が行える汎用 CAD としては非常に安価ですが、もし 3D に関する機能やダイナミックブロックの定義機能が不要であれば、IJCAD LT または STD でも十分なケースが多いでしょう。
ちなみに、IJCAD Mechanical や IJCAD Electrical などの専門 CAD は IJCAD PRO がベースとなっているため、これらの専門 CAD をご利用の場合も、今回ご紹介した PRO の機能をすべて使うことが可能です。
IJCAD は14日間無料で体験版を利用できますので、一度各グレードを試してみてはいかがでしょうか。
■ IJCAD.jp