作成日:2021.08.12更新日:2021.08.12
IJCAD 2021 が 2021 年 5 月 1 日にリリースされました。 今回追加された新機能や修正はどのようなものがあるのか確認してみましょう。
IJCAD 2021 から UI が大幅にアップデートされました。
▼ IJCAD 2020
▼ IJCAD 2021
デフォルトのテーマがダークグレーを基調としたデザインに変更されたことで、スタイリッシュな見た目になりましたね。
AutoCAD のデザインにも近づいたことで、乗り換え時の混乱も少なくなるのではないのでしょうか。
長く IJCAD を利用していて、以前のシルバーカラーの方が使いやすい!という場合は、リボンタブ右端の タイプ >テーマの適用 から「黒」を選択することで IJCAD 2020 までと同様のシルバーカラーへ変更することが可能です。
IJCAD 2021 では、3D の機能が強化されました。
IJCAD 2021 では、3D オブジェクトを作成・修正できる機能が追加されました。
この機能は、PRO グレードのみの追加です。
例えば POLYSOLID コマンドでは、高さや幅を指定して直線や曲線の 3D ソリッドを連続して作成することが可能です。また、線分や円弧などを選択して 3D ソリッドへ変換することも可能です。
3Dソリッドやサーフェスを 3D ソリッドやサーフェスなどの 3D オブジェクトなどへ変換できる機能が追加されました。
この機能は、PRO グレードのみの追加です。
例えば CONVTOMESH コマンドの場合、3D ソリッドを選択してメッシュオブジェクトへ変換することが可能です。
これまでは、リストを作成する際に手動で段落やスペースの調整をされていた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか? IJCAD 2021 からマルチテキストに「箇条書き」「番号付きリスト」「上付き文字」「下付き文字」「段落結合」などのオプションが追加されました。リストを手動で作成する手間がなくなりそうですね。
ツールパレットに、ハッチングや文字のタブが追加されました。
ツールパレットは、利用頻度の高いコマンドやブロックをドラッグ&ドロップのみで作図領域上へ挿入できる機能です。
IJCAD 2021 からは、ハッチングや文字もコマンドを起動して挿入、入力することなく1ステップで図面へ挿入できるようになりました。
その他、ご紹介しきれなかった機能も追加されています。
IJCAD.jp の IJCAD 2021 バージョンアップ概要も合わせてご覧ください。(要ログイン)