作成日:2026.07.15
更新日:2026.07.15

CAD データを効率的に管理・検索するために、さまざまなクラウドサービスが普及しています。しかし、設計部門のマネージャーや情報システム部(情シス)の担当者にとって、社外秘である図面データを外部のクラウド環境へアップロードすることには、少なからず不安がつきまとうのではないでしょうか。
本記事では、クラウド利用時のセキュリティに関する懸念を整理したうえで、データを社外に出すことなく、完全ローカル(クラウド非アップロード)で図面検索を実現する具体的な解決策をご紹介します。
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ファイル名に頼らず「図形の形」から過去の DWG データを AI 検索し、設計資産を有効活用する方法やアプリの機能・料金については、以下の記事で詳しく解説しています。
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業務効率化のためにクラウドツールの導入を検討する際、最も大きな壁となるのがセキュリティ規定です。とくに製造業や建築業における CAD データには、企業の技術的ノウハウや顧客の機密情報が詰め込まれています。
ネットワークを介して外部のサーバーにデータを預けるサービスである限り、セキュリティリスクは常につきまといます。どれほどセキュリティ対策が徹底されたクラウドサービスであっても、以下のような不安要素を完全に排除することは困難です。

このように、「図面データをクラウドに預けるのは不安だ」といった声があがるのは、企業が持つ重要な資産を守るための当然の反応と言えます。
社内規定が厳しく、外部へのデータアップロードが制限されている環境で、過去の図面資産を効率的に再利用するにはどうすればよいのでしょうか。
その答えのひとつが、インターネット上のクラウドにデータを送信せず、ローカル環境で処理を完結させるシステムの活用です。
社内の PC やローカルネットワーク内で完結するツールであれば、外部に DWG ファイル( AutoCAD 標準の図面ファイル形式)を預ける必要がありません。これにより、厳しいセキュリティポリシーを遵守しながら、最新の検索技術を取り入れることが可能になります。
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「過去の図面を再利用したいが、セキュリティ規定でクラウド検索サービスが使えない」
こうした課題は、完全ローカルで動作する Windows アプリで解決できます。
DWG ファイルの形を手がかりに、社外秘データを守りながら似た図面をすぐに見つけ出せるのが「DARE Research」です。
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「DARE Research」は、設計部門や情シス部門が抱えるセキュリティの課題に配慮して開発された、Windows 用の AI 図面類似検索アプリです。最大の差別化ポイントは、「完全ローカル(クラウド非アップロード)」を軸に設計されている点にあります。

一般的な AI 検索ツールの中には、クラウド上のサーバーにデータをアップロードして解析を行うものがあります。しかし、 DARE Research では、インデックス作成や AI 類似検索(人工知能を用いて形や特徴が似ているデータを探し出す技術)の処理がすべてローカル環境で完結します。
機密性の高い図面データを社外のサービスに預ける必要がないため、クラウド利用にともなうネットワーク上のリスクを抑えた運用が可能です。
過去図面を検索する際、従来は図面を開いて確認するか、あらかじめ PDF や画像ファイルに変換しておく手間がかかりました。 DARE Research は、普段利用している DWG ファイルを直接読み込み、図面内に含まれる図形やブロックの形を手がかりに検索を実行します。
事前のファイル変換作業を省き、スムーズに設計業務へ移行できるよう支援します。
社内でセキュアなシステムを構築する場合、専用のデータベースやサーバーを立ち上げる負担が情シス部門に重くのしかかります。 DARE Research は、PC から参照できるローカルフォルダや社内のファイル共有サーバーを「プロジェクトフォルダ」として指定するだけで利用を開始できます。
複雑なシステム構築を必要とせず、シンプルな構成でスモールスタートしやすい点が特長です。
完全ローカル環境で動作する DARE Research の導入は、設計部門と情シス部門の双方に実用的なメリットを提供します。

「あの図面、どこにあったっけ?」とファイル名やフォルダ階層をたどる時間は、設計者にとって本来の業務を圧迫する要因です。図形の見た目で検索できる環境が整えば、似た部品や過去の設計ノウハウを素早く見つけ出し、再利用する機会が増えます。これにより、新規で作図し直す手間を削減し、業務効率の向上につながります。
現場から「効率的な検索ツールを使いたい」という要望があっても、セキュリティポリシーとの兼ね合いで却下せざるを得ない場面は多くあります。クラウド非アップロードを前提とするシステムであれば、データ管理の統制を保ちながら、現場の業務改善を後押しすることができます。
Q. 本当にクラウドへ一切アップロードされませんか?
A. はい。インデックス作成・ AI 類似検索の処理はすべて手元の PC 内(ローカル)で完結し、図面データが外部サーバーへ送信されることはありません。
Q. 社内のファイル共有サーバー上の図面も検索できますか?
A. Windows から通常のフォルダとして参照できる共有フォルダであれば、「プロジェクトフォルダ」に指定して検索できます。アクセス権限やネットワーク環境、ファイル数によってインデックス作成の時間は変わります。
Q. 料金と試用について教えてください。
A. 月額 2,200 円/年額 22,000 円( 1 ユーザー)です。 7 日間の無料トライアルがあり、開始にはクレジットカード登録が必要ですが、期間内に解約すれば料金は発生しません。
Q. 対応している OS は何ですか?
A. DARE Research は Windows 専用のデスクトップアプリです。
CAD データの社外アップロードに対するセキュリティの不安は、企業にとって重要な課題です。ネットワークを介する以上、クラウドサービスのリスクをゼロにすることはできませんが、ツールの選び方次第でリスクを抑えることは可能です。
社外にデータを出すことなく、ローカル環境で AI 技術を活用できるツールは、セキュリティ規定が厳しい企業にとって有力な選択肢となります。過去の図面資産をリスクを抑えつつ効率的に再利用したいとお考えの設計部門マネージャーや情シス担当者の方は、ぜひローカル完結型の検索アプリの導入をご検討ください。
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