作成日:2021.08.12更新日:2021.08.12
IJCAD は、国内で最もよく利用されている 2D CAD 図面形式である DWG、JWW 双方の読み込み・書き出しに対応する 2 次元汎用 CAD です。
AutoCAD 互換 CAD 市場の中では国内シェア No.1 で、現在も利用者が伸び続けています。
そんな IJCAD は、比較的安価かつ永久ライセンスで導入できます。
まずは無料で利用できる体験版から IJCAD の使用感を試してみてはいかがでしょうか。
この記事では、IJCAD の体験版インストール方法について詳しく解説しています。
IJCAD をインストールする前に、IJCAD のインストールに必要なスペックを確認してみましょう。
IJCAD 2021 の動作環境は以下のように記載されています。
必要環境 | 必要スペック |
---|---|
CPU | Core i 5 以上を推奨 |
RAM | 最低動作環境 2GB 推奨動作環境 8GB以上 ※図面データの容量によってはより高いRAM環境が必要になる場合があります。 |
HDD | 550MB 以上 |
対応OS | Windows® 8.1 / 10 バージョン 20H2 64bit OS推奨 |
ディスプレイ カード | 推奨動作環境 2GB GPU (Intel(R) HD Graphics 4000などのオンボードグラフィックでの 動作実績もあり) |
その他 | .NET Framework 4.8 |
Windows 7 は対応していないようですね。
IJCAD 2019 以前のバージョンについては、Windows7 も対応しているそうなので、マシンが古い方はサブスクリプション特典を利用して過去のバージョンを利用すると良いかもしれません。(対応とはなっていますが、現在はサポート対象外のようです。)
まずは、ダウンロードしてきた IJCAD 体験版の zip ファイルをダブルクリック(解凍)します。
ダブルクリックをすると中身のファイルが展開され、このようなフォルダが表示されます。
【参考記事】
■ 無料で使える IJCAD 体験版のダウンロード方法を徹底解説!
展開したフォルダ内にある setup.exe をダブルクリックし、インストールを始めます。
「ユーザーアカウント制御」が表示された場合は「はい」を選択し、次へ進みます。
インストールが完了して IJCAD を起動すると、IJCAD ライセンス登録ダイアログが表示されます。
ここでは、「体験版」を選択して OK ボタンをクリックすると IJCAD の体験版を起動することが可能です。
IJCAD の体験版を利用後に製品版へ移行したい場合は、体験版の IJCAD を起動したときに表示される IJCAD ライセンス登録ダイアログで「スタンドアロン」を選択し OK ボタンをクリックします。
※ USB・ネットワークライセンスの場合は一度体験版をアンインストールして、もう一度インストールすることが推奨されています。
そうすると、ユーザー情報確認ダイアログが表示されますので、必要な情報を入力して「オンラインによる認証」または「メールによる認証」をクリックすることでライセンス認証が行えます。
シリアルキー・ライセンスキーは IJCAD.jp でライセンスを購入するとメールで届きます。届いていない場合は、迷惑メールフォルダなどに分類されていないか確認してみてください。
IJCAD 2021 からは UI も大幅にアップデートされ、さらに AutoCAD と使用感が近くなりましたね。
2 次元 CAD を安く使いたい方や、DWG と JWW 双方のデータを扱いたい方などに IJCAD はピッタリなのではないでしょうか。
まずは無料で使える体験版から、IJCAD の機能を試してみて下さいね。